動物看護士になるためには?

動物看護士になるためには?

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動物看護職が、動物病院で獣医師のサポートをしています。しかし、それは国家資格ではありません。民間の各団体が独自のカリキュラムで、履修させているものです。従って、非常に高度な教育機関もあれば、営利主義の「資格販売」のような業者もあります。

 

人間の病院は、医師と看護師とで連携した治療を行います。動物病院でも、獣医師を動物看護師が補助して治療をしています。両者の決定的な違いは、看護師は国家資格であることで高度教育と資格試験に合格しているのですが、動物看護職はそうではありません。教育課程も統一されていません。また、政府による公的な認可試験も制度もありません。

 

動物看護士になるためには?認定団体などで資格を取ろう

 

つまり、民間の業者や教育機関が独自プログラムを作成して、生徒を募集し、卒業証書を持って「動物看護職」と名乗っているだけなのです。従って、動物看護職を目指すのであれば、その中でも、信頼のおける機関で教育を受けることがいいと思われます(昼間二年制の学会認定機関など)。不確かなところで安易に履修し卒業、認定されたとしても効力は低く、実際の就職は難しいでしょう。

 

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信頼ある認定団体と認定資格呼称は次の5つとされています。

 

  1. 日本動物衛生看護協会(動物衛生看護師)
  2. 日本動物病院福祉協会(動物看護師)
  3. 日本小動物獣医師会(動物看護師)
  4. 全日本獣医師協同組合(動物看護師)
  5. 日本動物看護学会(動物看護師)

 

 

乱立する専門学校について

 

動物看護職の歴史は、日本では非常に浅いのです。2001年、帝京科学大学アニマルサイエンス学科が新設されました。看護職養成は、これが最初です。続く2004年、ヤマザキ動物看護短期大学・動物看護学科が開学しました。ここは、日本動物衛生看護協会の資格試験を受験が可能です。

 

2005年に日本獣医生命科学大学に、獣医学部獣医保健看護学科が設置されました。ここは日本小動物獣医師会、日本動物看護学会の資格試験を受験できます。2006年に倉敷芸術科学大学に、生命動物学科が設置されています。日本動物看護学会を含む各試験資格が受験可能です。

 

 

当初は、いずれも大学教育の一環として動物看護職の養成でありました。しかし、最近は商業資本の専門学校が乱立しています。卒業しても学会認定試験が受験できないこともあるのです。「認定証が得られる・・」の認定証が、以上記載の5団体のものであるのか、その専門学校独自の認定証なのかを見極めなくてはなりません。

 

同じ教育を受けるならば、より充実した教育を受けて、学会認定試験に合格しておけば、就職の機会も広がることが期待されます。

 

 

■日本動物看護学会認定試験
日本小動物獣医師会、日本動物病院福祉協会、日本動物看護学会が、動物看護師としての資格を認定している団体。認定資格は「永久資格」ではなく、資格更新のための条件を有する。





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