柔道整復師とは?

柔道整復師とは?

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柔道整復師という名称から、柔道の有段者か経験者が持つ資格と誤解されています。しかし、本当は柔道とは全く無関係です。街中で多く見かける「整骨院」「ほねつぎ」の正式名称は「柔道整復師」です。専門教育を受け、国家試験に合格すれば、免許が取得できます。

 

柔道整復の定義は、「脱臼、骨折、捻挫などの筋肉骨格系の障害を、体に傷をつけることなく治療すること」です。これは、日本古来の柔術から派生した治療法に西洋医学が融合してできたとされています。

 

治療所は、「柔道整復院」「接骨院」「骨接ぎ」という名称で看板を上げています。そこには、国家資格を有する柔道整復師がいて治療にあたっているのです。柔道整復師の免許を持たなければ、医師以外は柔道整復を業として行うことはできません。

 

柔道整復師とは?仕事内容や資格などについて紹介。

 

柔道整復師は、業務範囲内で自ら診察・診断し施術が行えます。この点は「診療補助行為者である理学療法士や看護師」とは違い、一歩進んだもののように見えます。でも、柔道整復師の業務は「医療類似行為」であり、「打撲、捻挫・脱臼・骨折などの外傷を扱います」、が「脱臼・骨折」に関しては応急処置以外は「医師の同意」が必要となります。

 

最近問題となっている、50肩、腰痛症、顎肩腕症候群、変形性膝関節症、リウマチ、神経痛、筋麻痺などの疾患には、医療保険*の適用はありません。柔道整復師は、湿布は医薬品であっても配布が認められています。しかし、その他の飲み薬の投薬や外科手術は認められていません。

 

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機能訓練指導員資格も自動に得られる

 

柔道整復師の資格は、高校卒業後に、柔道整復師専科のある4年制大学、3年制の専修学校で知識と技術を履修し、柔道整復師国家試験に合格しなければなりません。現在、70校ほど養成機関があります。毎年6000名が受験します。直近では6772名受験し4762名合格(合格率70%)しました。

 

取得後の進路は、最近では、病院の整形外科・柔道整復院・福祉施設・リハビリテーション施設、そして独立開業です。2000年、介護保険法施行で、柔道整復師には「機能訓練指導員資格」が得られました。

 

 

これは介護福祉法の公的資格で、柔道整復師には自動で与えられます。機能訓練指導員はデイサービス施設などで要介護者の機能回復訓練を行い、介護者の機能の維持と向上を図ることが主目的とされています。法整備がなされたことで、柔道整復師の仕事の範囲は広がり、介護福祉への展開が可能となりました。

 

 

■医療保険
医療機関に支払う医療費の一部または全部を保険者が給付する仕組みの保険。国民健康保険として知名な公的医療保険と民間医療保険に分けられる。





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