獣医師になるには?

獣医師になるには?

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医師免許を取得すると、ほとんどが臨床現場に行きます。臨床医師として働くのです。しかし、獣医師はそうではなく、臨床医師以外に様々な現場で活躍しています。動物病院だけが就職先ではありません

 

獣医師になるのは、大学の獣医学科に入学後6年間の専門教育を履修します。その後に、農水省の獣医国家試験を受験しなければなりません。現在、獣医学科を設置している大学は15校で国立10、私立5です。定員総数は930人です。最近は女子学生の増加が目立ちます。

 

日本の獣医学教育制度は、1978年以前は「学部4年制」でした。その後の2度にわたる制度改革によって、1984年4月の新入生から6年制教育となりました。最初の2年間は教養科目中心で、残りの4年間は、獣医学の専門教育期間です。

 

獣医師になるには?資格取得や仕事内容について

 

6年間の獣医学教育を履修すると、獣医師国家試験の受験資格が得られます。例年国家試験は3月上旬実施です。17科目にわたり審査されます。直近の受験者数は1066名、合格者数は931名(合格率87%)でした。

 

試験に合格した者は、農林水産省に免許交付申請手続きをすれば、農林水産大臣による獣医師免許が取得できます。厚生労働大臣の免許でない医療従事者は「獣医師」だけなのです。

 

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獣医師の職場は多岐に及んでいる

 

1949年施行の「獣医師法」が現在の獣医師制度の始まりです。制定当時は日本が戦後まもない頃で、畜産業の発展が課題でありました。そのため、獣医師の仕事も畜産業関連が主体でした。現在は、環境や社会の変化で、獣医師の業務は広範囲になってきました。

 

就職先は、畜産関連、農林水産、公衆衛生、医薬、バイオメディカル、海外関係、動物愛護関係、野生動物関係、小動物臨床分野など多岐にわたります。このうち一般人のイメージは、小動物臨床分野だけでしょう。

 

 

獣医師で役所に務める人も多いのですが、それにはまず公務員試験に合格しなければなりません。もちろん、獣医師国家試験にも合格が必要です。その他、農業共済団体、民間企業等も、独自の採用試験を行っています。

 

 

■獣医師国家試験
獣医師法第16条2項に基づいて獣医師の免許を取得するための国家試験。農林水産省が管轄。





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