臨床検査技師の仕事内容とは?

臨床検査技師の仕事内容とは?

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患者の身体や採取された検体を検査して、医師の診療に必要なデータを揃えるということが臨床検査技師の仕事です。検査は最近では医学の発達と共に増加し、複雑になっています。国家試験もそれに追従するため、合格率は70%前後で推移しています。就職は安定しています。3年制の卒業で女性が多い職場です。

 

臨床検査技師の職場は、病院の検査部門や検査センターです。医師が的確な診療を行うためのデータを揃えるのが仕事です。検査の項目は多岐にわたります。その為、広い知識と技術が必要です。専門課程を修了し国家試験に合格しなければなりません。臨床検査技師のルーツは、戦前の軍部病院内の細菌検査がそれだといわれています。

 

その後1958年に検査に携わる技術者の資格を定めた法律が制定されました。(衛生検査技師法)。検体の検査を専門とする衛生検査技師が誕生したのです。そして、検査業務は高度化、専門化してきました。患者自身の身体の検査が重要となってきました(生理学検査)。

 

臨床検査技師の仕事内容とは?給料なども理解しよう。

 

そこで、1970年に衛生検査法の一部改正がなされたのです。ここで、身体を扱う「臨床検査技師」と検体を扱う「衛生検査技師」の職域が分けられました。さらに、1993年の法改正で、臨床検査技師の業務範囲は大幅に拡大されました。受け持ち範囲は、「微生物学的検査」「血清学的検査」「血液学的検査」「病理学的検査」「寄生虫学的検査」「生化学的検査」「生理学的検査」です。

 

これは、病院で実施される検査で、診療放射線技師が担当する分野(画像診断)以外は、全て臨床検査技師免許で担当ができるようになりました。

 

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合格率70%しかない国家試験

 

資格取得するには、臨床検査の学科を持つ4年生の大学か、3年生の短大または専門学校にて修学した後、臨床検査着師国家試験に合格する必要があります。現在、臨床検査着師の養成機関は59校です。文科省認定の国・公・私立大学と短大26、厚労省認定の養成学校が33です。

 

入学定員総数は4000名弱で受け入れは広い方です。それよりも修学後に受験する「臨床検査着師国家試験」は非常に難易度が高いのです。試験内容は、医用工学概論、公衆衛生学、臨床検査医学総論、臨床検査総論、病理組織細胞学、臨床衛生学、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学、です。

 

毎年3500名が受験しますが、合格率はおよそ70%です。1000名は資格が得られません。難易度は、非常に高く高度専門化していると言えます。資格取得後は、進路は多く分散します。病院検査室、検査センター、製薬メーカー、機器メーカーなどもあります。この資格者の特徴は、3年生卒業の女性が過半数を占めることです。

 

 

■生理学的検査
血圧、心電図、脈拍、筋電図、肺機能など、被験者の体の生理的反応や機能を測定する生体検査。





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