医学部の志望者が増え続ける現状

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競争率は20倍を超える医学部の入学試験。超難関の試験合格者は、浪人生が60%を超えます。入学後も、試験試験で6年間を過ごします。卒業試験と医師国家試験をクリアしなければなりません。人の命に関わる仕事だけに、厳しい試練を乗り越えなければなりません。

 

国内の大学で医学部は80あります。文科省管轄で79(国立大学42、公立8、私立29)、文科省以外管轄の防衛医科大学1です。各都道府県最低1つの医学部があります。募集定員は約7500名(国公立4500、私立3000)となっています。

 

医学部の志望者が増え続ける現状

 

医学部志願者数は毎年10万人を超えて、超人気学部です。国公立で8〜9、私立では平均20倍以上です。このうち浪人生が2000年度以降では60%超です。こうして入学した7500名は6年間にわたり厳しいシステム(文科省制定の「医学教育モデル・コア・カリキュラム」)に沿って医学部教育を受けます。

 

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卒業までには、多くの苦労が必要

 

6年間のうち、最初の4年間は一般教養や医学全般講義であとの2年間は病院での実習が一般的です。最近は、入学後すぐに「早期臨床体験」実習などをする大学も増えています。医療人としての心構えをまず養うため、現場に出ます。

 

現場は特別養護老人ホームやリハビリ施設、知的障害者施設等です。生命を預かるだけに講義・試験も難関です。試験合格率は80%目安の設定ですから、毎年5〜10%留年生が出ます。6年以上の在学も珍しいものではありません。

 

最後の卒業試験と医師国家試験は入学試験より難関と言われます。大学の他学部は必須単位取得と卒業論文が卒業条件ですが、医学部だけは別途、卒業試験があるのです。この試験は1〜3ヶ月続き、医師国家試験の前哨戦と言われます。

 

医師国家試験は、医師免許取得の試験です。医学部卒業見込みあるいは卒業者に受験資格があります。3日間で500問の試験が出ます。内容は必須、一般、臨床実施に分かれます。必須問題は足切りが80%です。他がクリアできても必須問題が未達なら不合格となります。医師免許の取得は非常に難しいのです。

 

 

■早期臨床体験
臨床現場での見聞と実体験を通して、医師としての自覚や医療知識を得るモチベーションを高める実習。

 

■医師免許
医師国家試験に合格したものの申請で医師に登録され、厚生労働大臣が免許を与えたときは免許証を交付する。





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