これからの薬局経営について

これからの薬局経営について

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医薬分業を背景に、調剤薬局は急激に数を増やしました。中心は大手資本の調剤薬局チェーンです。各社は、合併・統合を繰り返し大きく成長してきました。しかし今後は一層の経営工夫が必要とされます。

 

調剤薬局は、まだ今後も拡大が予想される市場です。ただし、政府は保険費用の圧縮政策を取っています。薬価差益圧縮、調剤技術料の引き下げで調剤薬局の利益幅は減少する一方です。その為、統廃合が進んできました。小規模、大規模薬局チェーンはやりくりやスケールメリットで利益を出せます。しかし、10〜20店舗の中規模店は経営難で大手チェーンへ吸収されたのです。

 

これからの薬局経営について

 

しかし、今後は単独で運営するよりも異業種との連携や、さらなる合併で超大規模チェーンになるかが生き残り競争に勝つ手段と言えます。

 

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生き残りの道となる異業種との連携

 

大手チェーンの動向です。業界最大手は、アインファーマシーズ。札幌で創業し経営多角化とM&Aで250店舗を出店しています。2008年の薬価改定、調剤報酬改定ダメージも吸収できているのです。セブン&アイ・ホールディングスと業務・資本提携を行い、今後調剤薬局とコンビニとのコラボに期待です。グループ内で首都圏担当はアインメディカルシステムズ(約30店舗)です。自動薬剤運搬システムなど機械化した大型店舗が特徴です。

 

2位、3位は日本調剤とクラフトで拮抗しています。日本調剤は札幌で創業、1995年東京本社移転、2004年に日本ケミファと資本提携、その後マツモトキヨシ・ホールディングスと業務提携協議を開始しています。マツモトキヨシの店舗を利用できれば業界トップも夢ではありません。

 

その他の大手調剤チェーンと薬卸業者との資本・業務提携も急速に進んでいます。新しい経営形態が現れ、大きな転機を迎えています。

 

 

薬価差益
病院や調剤薬局は医薬品を医薬品卸業者から購入する。この卸業者の卸価格はそれぞれに異なるが、薬価と安く購入した価格との差額が薬価差益となる。





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