病巣治療機器とは?

病巣治療機器とは?

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近年、様々な病巣治療機器が開発され実用化されています。放射線科の領域では、各種放射線照射装置によってがん治療に効果が上がっています。消化器領域では、内視鏡の発達が顕著です。循環器領域では、カテーテルの多様性が光ります。これにより心臓外科手術の一部が完全に置き換わりました。

 

 

日本の内視鏡は世界をリードする

 

内視鏡とは、光学系のカメラ、ビデオと照明などを細いチューブの先端に装備したものを体内に挿入し手、内部の様子を観察できる装置のことをいいます。胃カメラが、よく知られています。現在は、口・鼻・肛門からファイバーを挿入して消化管内腔の観察を行うものがシェアの大半です。

 

病巣治療機器とは?

 

さらに進化したものは、ファイバーが極細化して血管の内腔まで見ることができるようになっています。さらに進化形としては、飴玉サイズ(直径2cm内外)のカプセルに内蔵されたものがあります。それを飲み込み、食道から肛門までの様子を連続的に観察することもできるものも実現しています。その牽引役は、世界でも日本がずば抜けていて、オリンパス社が世界のトップ企業です。

 

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カテーテルが血管内治療を可能にした

 

カテーテルというのは合、成樹脂性の細長い管のことをいいます。腕や大腿の動脈に入れて治療部位まで到達させ、目的とする治療を行います。形状や機能は、その目的に応じたものになっていますので、多種多様なカテーテルが開発されています。

 

最もよく知られているのが、「PCI(経皮的冠動脈形成術)用バルーンカテーテル」です。これは、心臓の冠動脈内にできた動脈硬化巣を治療するもので、冠動脈狭窄部へ導入してバルーン(風船)を膨らませて、血管を拡張させるのです。

 

この方法の前には、重症狭心症として心臓外科手術が必要でしたが、現在は血管内の操作で心臓に負担をかけず治療できます。PCIバルーンカテーテルの国内市場は400億円規模(約34万本)です。その他、日本バイダント社(現ボストン・サイエンティフィック社)、テルモ社が健闘しています。

 

 

「放射線治療器」による、がん治療最前線

 

放射線照射治療は、電磁波であるガンマ線やX線をがん細胞に直接照射し、病巣を死滅させる方法のことです。手術に比べれば肉体に対するダメージは少ないです。手術や抗がん剤と併用することで大きな効果を得ることができます。

 

この装置の開発は、線源や制御・照射載セットが非常に高額(数億円)ですので大企業のみの独占的開発となっています。





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