アルフレッサHDの動向について

アルフレッサHDの動向について

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メディセオ・パルタックHDと共に業界再編成を主導したのがアルフレッサHDです。現在は売り上げ2兆円を達成目標として諸策を実行しています。経営体質強化は、余剰人員の整理・物流コスト圧縮を行います。攻勢では、経営陣の交代や中国市場への参入などを行っています。

 

2003年秋は、すでに医薬品卸業の市場環境が変化をしつつあった頃でした。ライバル福神(5200億円売上)とアズウェル(4900億円売上)が統合して「アルフレッサホールディングス」を持ち株会社として発足させたのです。スズケンに次ぎ業界第3位の企業となりました。スケールメリットを出さなければ生き残れないという経営判断です。2004年にはダイワ薬品(松山市)、小田島(花巻市)、大正堂(熊谷市)がアルフレッサに終結して、再編が一挙に進みました。

 

アルフレッサHDの動向について

 

経営陣の持ち株会社方式を選択して大規模化を実行した理由を次に示します。「地場卸が地域に根ざして培ってきた伝統・特色・顧客とのつながりを活かすためである」と。大手が、地方を吸収統合した場合は、人件費格差がありそのまま残したほうが得策です。持ち株会社方式のほうがメリットが出るのです。

 

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守りと攻めで両極展開をする

 

2004年以降、組織体制が徐々に固まっていきます。

 

  • 「アルフレッサ」:医療用意薬品、検査薬、医療関連品などの卸事業
  • 「アルフレッサ・ファーマ」:医薬品製造事業

 

このように2分割することで経営の効率化を図りました。

 

柔軟で、常識にとらわれない統合のため、その後も10社以上の参入を得ました。全国制覇も夢ではありません。グループ内の医療用意薬品卸の子会社は、アルフレッサ、四国アルフレッサ(地場卸4社統合)、成和産業、明祥などです。九州・北海道へも参入を見据えています。

 

 

同社戦略は、大規模化と低コスト経営です。業界の増収減益の打開をすることですが、現在は人員調整(削減)です。2004年以降は1500名規模の削減を進めています。地域密着型物流構想を進め、物流コスト削減にメスを入れました。

 

国内の市場は飽和しています。その打開策は海外です。2005年伊藤忠商事と提携し、中国市場に先行投資を行いました。同じく東アジアにも視野においています、今後に期待と関心を集めています。





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