メディセオ・パルタックHDの動向について

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メディセオ・パルタックホールディングスは、同業・異業種との統合・提携を進めました。その結果、国内初の売上高2兆円卸企業となりました。物流網が高度に整備され、医療用医薬品とヘルスケア事業を併設する「新業態卸」で、国内に新しい風を巻き起こしています。

 

医療用医薬品業界でトップのメディセオ・パルタックホールディングスは、2004年に「クラヤ三星堂」「よんやく(愛媛県)」「エバルス(広島県)」が提携統合して、全国ネットを達成。その上で持ち株会社「メディセオ・ホールディングス」を発足しました。当時の連結決算は、1兆6000億円でスズケンを抜きトップとなりました。

 

メディセオ・パルタックHDの動向について

 

特筆すべき戦略は、「医療周辺分野の強化」です。飽和状態にある医療用卸市場にしがみついても将来に期待できません。次の成長分野である周辺事業をターゲットにしたいとの考えです。ここ以外に、このような考え方はありません。この分野は、ヘルスケア事業と医療機器事業をいいます。

 

このビジョンの具現化は、パルタック社(ヘルスケア事業)との統合、三菱商事(医療機器事業)との業務連携によってなされています。

 

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拡大路線の次の生き残り

 

パルタック社と統合したのは、美・健康と医療の両面を扱う新業態卸へ脱皮することでした。また、パルタック社の広域な物流機能を取り込んで、医薬品流通革命を起こすことでした。メディセオ社の最大のメリットは、パルタック社が保有する全国14箇所の物流センターです。

 

物流コスト圧縮がこれにより一挙に解決できます。1商品あたりの出荷コストを比較すると、メディセオ社100円に対して。パルタック社は20円ほどでした。このため物流機能は、パルタック社に集約されることになります。

 

また、三菱商事との包括提携の意味は、メディセオ・パルタックホールディングスの持つネットワークと三菱商事の持つ医療機関への支援ノウハウを組み合わせて、新規事業を推進することです。国内の臨床検査関連、中国での医薬品物流など、従来の医薬品卸の枠組みを超えた展開が図られます。

 

 

ヘルスケア
医療関連による患者の健康維持や予防医学に基づく日常的な健康管理のこと。





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