グラクソ・塩野義製薬の概況

グラクソ・塩野義製薬の概況

このエントリーをはてなブックマークに追加  

業界再編では世界的に力を伸ばしたグラクソ・スミスクラインです。日本では業界第11位ですが、確実にシェアを伸ばしています。他国内メーカーにとっては脅威の存在です。さらに多くの新薬があり、上位を狙える位置にいます。塩野義製薬は、抗生物質では不動の位置です。目下生活習慣病分野をターゲットで飛躍を狙います。

 

 

グラクソ・スミスクライン

 

1995年、英グラクソと英ウェルカムが合併、1989年に米スミスクライン・ベックマンと英ビーチャムが合併しました。2000年にその合併した両社が統合し、「英グラクソ・スミスクライン」が誕生したのです。

 

業界メガ再編と統合を体現し、一時は世界第1位にも登りました。日本では、親会社の合併・統合に呼応し、2001年に日本法人グラクソ・スミスクラインが設立されました。現在の売上高は2192億円で業界第11位です。

 

グラクソ・塩野義製薬の概況

 

看板商品はグラクソよりの「ゾビラックス(ウィルス感染症)」「ザンタック(消化性潰瘍)」、スミスクライン側から「パキシル(うつ病)」などがあります。この中で「パキシル」は世界的ヒット商品で、日本法人の主力のひとつです。合併後には「フルタイド/セレベント(喘息他)」の大成功もあり、呼吸器科領域では不動の地位となりました。

 

同社の強みは、国際的な新薬開発*力で、日本でも着実に成長しています。今後は強力新薬も目白押しです。シェアアップは確実と見られています。

 

スポンサーリンク

 

塩野義製薬

 

大阪の和漢薬商が前身です。1986年に西洋薬にシフトし、1909年初の自社開発商品「アンタチジン(制酸)」を発売しました。近年は高脂血漿治療薬、抗生物質などを次々と発売し、医薬品売上高2010億円で業界12位に位置します。

 

特徴は、抗生物質分野が強いことです。それらは「フロモッコス」「アベロックス」「ケフラール」「バンコマイシン」などで同社の半数近くを占めます。業界では独自の位置にあり独立を保っているのです。

 

最近は、生活習慣病に拡大を図り、抗生物質偏重主義を脱却しようとしています。「クレストール(高脂血漿)}やイルベタン(高血圧)」を併売しましたが、この分野は利益が出にくく競合商品も多いことで過当競争気味です。堅実路線ですので、不採算事業の医薬品卸子会社を売却など慎重な舵取りをしています。

 

 

新薬開発
後発品使用促進により、治療満足度の高い疾病に対する新薬開発は減少。医薬現場と連携し、ゲノム科学の応用による病態解明に基づく創薬の進展、低分子化合物に加え、バイオ医薬品(抗体など)の開発が進展している。





このエントリーをはてなブックマークに追加  

ホーム サイトマップ