ノバルティス・大日本住友の概況

ノバルティス・大日本住友の概況

このエントリーをはてなブックマークに追加  

ノバルティスファーマは「ディオバン(高血圧)」のヒットで、業界9位まで成長しました。次の大型新薬も期待でき、更なる上位を目指します。大日本住友製薬は、2005年に合併をして、専門領域中心の展開を指向した経営姿勢で、現在10位からの飛躍をする地固めをしているところです。

 

 

ノバルティスファーマ

 

スイスのチバ社とサンド社が1996年に合併して誕生しました。さらに翌年4月に日本チバガイギーとサンド薬品が合併して日本法人のノバルティスファーマが発足したのです。売上高2751億円で業界9位、国内外資系では3位です。

 

ノバルティスファーマの特徴は、旧2社が得意とする、生活習慣病領域と移植免疫・がん領域の2軸です。前者は「ディオバン(高血圧)」、後者は「グリベック(白血病)」を看板商品としています。

 

ノバルティス・大日本住友の概況

 

一般内科と特殊専門領域の双方に強い会社は極めてまれです。存在感とともに、次期戦力商品の候補が多く存在し、今後の発展に期待されるところです。かつて、花王と合弁で「ノバルティス花王」を設立し一般医薬品事業へも参入計画がありましたが、現在は解消し、他社との提携を行っています。2004年三共との提携発売のスイッチOTC薬である「ラシミールAT(水虫)」はその代表です。

 

スポンサーリンク

 

大日本住友製薬

 

大日本製薬と住友製薬の合併で2005年に誕生したこの会社は、現在業界第10位、売上高は2477億円です。旧大日本製薬は、最古参の会社です。1927年に「エフェドリン(気管支)」、その後「エバステル(アレルギー)」、「ガスモチン(消化管機能)」「キュバール(喘息)」を発売し中堅メーカーとしての地位を築きました。旧住友製薬は1984年設立、1987年には「スミフェロン(肝臓・白血病)」発売脂、併売の「アムロジン(高血圧)」「メロペン(感染症)」などで業界の一角を占めています。

 

両社は合併後に、強力な資本で、専門特化した領域を攻めています。1年1品発売といった経営姿勢です。2006年から2009年に、「アンビゾーム(深部真菌)」、「リブレガル(ファブリー菌)」、「ロナセン(統合失調(」、「トレリーフ(パーキンソン病)」などを次々と発売しています。次の大型新薬「アバプロ(高血圧)」も発売し、今後飛躍が期待されます。





このエントリーをはてなブックマークに追加  

ホーム サイトマップ