大塚製薬・エーザイの概況

大塚製薬・エーザイの概況

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大塚製薬は、業界第5位です。多角化経営をしているため、業界再編制からは、無縁です。医家向けに堅実路線を譲りません。この会社は独立独歩です。エーザイは、医家向け商品2つで打って出ました。第5位まで成長しましたが、医家向け市場での生き残り戦略が重要です。

 

 

大塚製薬

 

1921年、大塚製薬工場が徳島県鳴門市に創設され、1953年オロナイン軟膏(現オロナインH軟膏)を発売しました。大ヒット商品となり大塚製薬の発足契機となったのです。65年オロナミンCドリンク、1980年ポカリスェット、1988年ファイブミニと立て続けにヒットしました。健康飲料事業に重点をおいています。業界内では同社を「水屋」と称します。

 

2008年に大塚ホールディングス株式会社が設立されました。大塚製薬は子会社となったのです。グループは、大鵬薬品工業、大塚化学、大塚食品、アース製薬など国内21社、海外27社で構成されていて、国内メーカーでは異彩を放っています。

 

大塚製薬・エーザイの概況

 

医家向け事業は堅調です。「ムコスタ(胃潰瘍)」「プレタール(血栓)」「ミケラン点眼(高眼圧症)」「エビリフィ(精神)」「メプチン(呼吸器)」などが主力商品です。その他、体内・対外診断薬事業や研究用試薬にも注力しています。

 

同社は多角化経営のため、業界再編からは距離を置いていて特異な地位です。2008年度の医薬品売上高は4133億円で業界第5位です。

 

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エーザイ

 

エーザイの前身は、衛生材料の製造販売中心であった「日本衛材」でした。社名はここから来ています。操業は1936年「ユベラ(ビタミンE)」「チョコラ(ビタミンB)」で製薬メーカーとしての基礎を作りました。大衆薬として「ザーネ(手あれ)」「トラベルミン(乗り物酔い)」「サクロン(胃炎)」を出し、堅実成長しています。

 

医家向け医薬品は最近のことです。きっかけは、90年代自社開発の「アリセプト(アルツハイマー)」「パリエット(消化性潰瘍)」が大ヒットしたことです。2008年度医薬品売上高は3892億円と国内第6位ですがこの2製品が60%を占めています。また海外売り上げ比率も過半数を超えています。

 

大衆薬から、医家向け2品によって医薬品市場に参入しました。しかしこれからの新薬の目処が立っていないこと、医家向けへの営業面の課題があります。ニッチマーケットを狙う意向で、リウマチ、多発性硬化症、敗血症などを開発し市場深耕を図っています。





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