武田薬品工業・アステラス製薬の概況

武田薬品工業・アステラス製薬の概況

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業界第1位の武田薬品工業は、業界再編の中でも独立を維持しました。しかし、主要4品の特許切れが迫ります。新薬の開発が急がれます。第2位のアステラス製薬は、旧山之内製薬・藤沢製薬の合併で誕生(2005年)。海外展開が、鍵と言われています。

 

 

武田薬品工業

 

トップを走り続ける武田薬品工業は、2008年度医薬品売上高、約8,925億円。子会社との連結決算は2001年度売上高は1兆円超でした。主力商品は「リュープリン(がん)」、「タケプロン(消化性潰瘍)」、「アクトス(糖尿病)」、「ブロプレス(高血圧)」の4品目が柱です。その他「ベイスン(糖尿病)」が好調。また米国での市場が大きいのが特徴です(全体の40%)。しかしこれが強みでもあり、最近の弱みでもあります。

 

武田薬品工業・アステラス製薬の概況

 

近々迎える特許切れが、米国ではジェネリック市場に奪われると見られます。独立を堅持していますが、苦境に立たされている現状打開に、大型新薬の開発に必死です。

 

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アステラス製薬

 

2005年4月、当時の国内4位の山之内製薬と5位の藤沢薬品工業が合併して、アステラス製薬が誕生しました。2008年度の医薬品売上高は約6112億円、武田薬品に次ぐ額です。旧山之内製薬は、1985年「ガスター(消化性潰瘍)」、1993年「ハルナール(前立腺)」発売でヒットし国内3位に浮上しました。2000年は「リピトール(高脂結晶)」発売で好調でした。

 

藤沢薬品工業は、抗生物質開発の有力大手のブランドイメージで確固たる地位を築いていました。1993年「プログラフ(免疫)」、1999年「プロトピック軟膏(アトピー)」を発売。ともに好調に推移していたのです。

 

その好調2社が合併した背景は、外資系製薬会社の大規模合併「メガ再編」あったのです。外資系企業の攻勢に、国内企業も巨大化して防衛しようとしたのです。その結果、国内第2位となり、今後の展開はアジアにも目標を据えています。

 

 

ジェネリック市場
2018年には3597億円、医療用医薬品市場の5.2%を占めると予測されている。2008年の医療用医薬品市場は、前年比5.6%増であるのに対し、ジェネリック医薬品市場は17.5%と大きく増加している。





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