低侵襲手術とは何か?

低侵襲手術とは何か?

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外科手術は、患部を切り取りるためにダメージが大きいのが難点でした。20世紀終わり頃から、できるだけ傷も小さく切除も少なくと、体のダメージが少ない手術へと変化してきました。これが、『低侵襲手術』です。先進医療でも、この手術が承認されています。

 

低侵襲手術とは何か?手術やシステムなどについて

 

ロボット支援前立腺癌全摘術

 

高齢化社会が進み、前立腺がんが増化する傾向です。悪性度が高いものは、手術(前立腺全摘出)や放射線治療を行います。最近の手術の進歩はめざましく、手術支援のロボットが活躍しています。「ダ・ヴィンチ」という名称で広く知られています。

 

これは、お腹に3つの穴を開けて、ロボットアームに接続した内視鏡を挿入します。遠隔操作で、前立腺の全摘手術を行うものです。ロボットアームの可動性は高く、人の腕よりも自由に動きます。

 

執刀医は、コンソールでロボットアームを操作し、前立腺周囲の重要な組織を傷つけることなく、病巣を取り除いた後に、膀胱と尿道を結束できます。国内では、現在3施設(東京医科大学病院他)で行えます。費用は、先進医療で72万円ほどです。

 

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良性膵臓腫瘍の腹腔鏡手術

 

内視鏡・腹腔鏡を用いた手術は、まだ比較的浅い歴史です。1891年ドイツで行われた盲腸手術が、世界最初でした。約10年後に、すい臓腹腔鏡下での手術が行われました。日本では、嚢胞性(のうほう)腫瘍(急性膵炎の発症後や加齢に伴って出来る良性の腫瘍)、インスリン分泌の細胞の良性腫瘍を対象に行われています。これらは、先進医療としての扱いです。

 

腹腔鏡補助下膵体尾部切除、または核手術の実験施設は、東北大学病院などの8施設です。費用は、31万3900円の自己負担額となります。

 

低侵襲の子宮がん全摘手術

 

子宮体癌というのは、子宮の内膜から発生する癌です。50〜60代女性に、よく起こります。癌の病巣が子宮内にある場合は、子宮・卵巣・卵管の全摘が行われます。開腹手術を行えば、10〜15cmの切開が必要です。

 

しかし、腹腔鏡下手術は、5〜12mmの穴を開けるだけで済むのです。この実験施設は、順天堂医院などの他10施設あります。費用は、45万5440円となっています。





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