ラジオ波焼灼法などの手術方法について

ラジオ波焼灼法などの手術方法について

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近年では、低侵襲手術が普及してきました。さらに、傷は小さくゼロになるように努力が続けられています。メスに変わる「ラジオ波焼灼法」「マイクロ波アブレーション法」などが開発されてきています。

 

ラジオ波焼灼法などの手術方法について

 

経皮的ラジオ波焼灼療法

 

2004年に、肝臓がんに対する局所療法として、ラジオ波焼灼法が保険適用されました。実績を踏まえて、肺癌・乳癌・腎臓癌・骨腫瘍への適用を目指して臨床研究が盛んに行われています。『ラジオ波焼灼法』は、癌病巣に1.5mm位の大きさの電極針を差し込みます

 

交流電流を流して、癌組織を死滅させるのです。癌細胞は、摂氏80℃で死滅します。3cmまでの早期癌は、根治可能なのです。入院は7〜10日程、社会復帰はすぐ可能です。先進医療では、CTガイド下経皮的ラジオ波焼灼療法です。これは、CT画像を確認しながら行うものです。

 

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肺癌への利用は、肺胞内の空気の絶縁作用を利用しラジオ波を一点に集めることができます。取りこぼしの出る可能性があるため、再発防止が課題となっています。腎臓癌への成績は、良好です。3cm以下なら、100%完全壊死します。また、腎機能は保たれます。早期腎癌には、極めて有効です。

 

この方法は、国立がん研究センター、癌研有明病院などにあります。肺癌25、早期乳癌7、腎癌18、既存治療では、制御不能な骨腫瘍24の施設があります。治療費は、肺癌で25万円です。

 

マイクロ波による子宮内膜焼灼

 

子宮内膜症は、生殖年齢の女性の1割で発症します。月経痛・不妊・月経過多の原因となり、近年では、周辺組織の癌化との関連でも注目されています。低用量ピルによって、治療されています。しかし、重症例は開腹、副腹腔鏡下での子宮摘出手術も行われます。

 

先進医療「マイクロ波子宮内膜アプレーション」では、回復手術は行いません。体外よりマイクロ波照射(電子レンジ程度)して、子宮内膜を焼灼するのです。膣より直径4mm程度のアプリケータを挿入して照射します。体表には、傷は残りません。施設は、大阪市立大学附属病院など10です。費用は14万4000円です。

 

 

癌細胞は摂氏80℃で死滅するため、3cm程度の早期がんはラジオ波灼熱法で根治が期待できる。





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