排泄器系診療科目の特徴について

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排泄器官で、尿を作り出して体外に排泄するために働く器官を総称して『泌尿器』といい、これを扱う診療科目に、腎臓内科や泌尿器科があります。便を作り排泄するのは、大腸・肛門であり、これを扱うのは肛門科です。

 

排泄器系診療科目の特徴について(泌尿器科・腎臓内科・肛門科・性病科)

 

泌尿器科

 

泌尿器科の守備範囲は、「泌尿器の疾患」と「男性性器の疾患」を対象としています。臓器の対象は、副腎、腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道、陰茎、精巣などです。

 

泌尿器疾患のうち、問題となっているものは、海外では『前立腺がん』です。日本でも、65歳以上の高齢者に患者が増えています。前立腺がんの診断は、『PSA』という血中腫瘍マーカーで行います。現在、早期発見で地域検診にPSA測定を用います。

 

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腎臓内科

 

腎臓の機能は、血液からの老廃物、余分な水分のろ過です。そして、体液の恒常性を維持しています。腎臓関連の症状・病気は、大量の蛋白尿が出る「ネフローゼ症候群」、糖尿病によって蛋白尿が生じる「糖尿病性腎症」、腎臓の血管が動脈硬化を起こし腎機能が低下する「腎硬化症」、細菌感染によって蛋白尿や血尿が続く「慢性腎炎」、徐々に腎機能が年単位で低下する慢性腎臓病(CKD)などがあります。

 

これらは、的確な治療を要します。誤ると透析にいたるものです。

 

肛門科

 

肛門科は、肛門の病気や、大腸を含む下部消化器官の病気を扱います。多いのは痔です。直立歩行が、始まって痔との付き合いが始まったのです。血液が下にたまり、肛門周辺組織がうっ血し、結果として痔になります。しかし、最近は治療技術が進歩しました。痔核をきらなくても、薬で固めて治せるALTA療法が普及しました。日帰り手術さえ可能です。

 

性病科

 

性病(性感染症)は、性的接触で感染する疾患の総称です。原因は多彩です。微生物は、細菌、ウィルス、原虫などがあります。最近は、女性に対する『ヒトパピローマウィルス(HPV)』感染症が問題視されています。これが、子宮がんの原因となるためです。海外では、女子学生にHPV検査義務があったり、これを未然に防ぐワクチン(サーバリックス)を希望者に投与しています。





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