地域連携計画制度とは何か?

地域連携計画制度とは何か?

このエントリーをはてなブックマークに追加  

地域医療連携とは、その地域で完結型の医療を実現することです。そのためには、中核病院、専門病院、診療所、介護施設、リハビリテーションセンターなどが一体となることが大切で地域ぐるみとなることです。

 

地域連携計画制度とは何か?

 

患者の視点に立った医療を目指す

 

一人の患者の治療は、一人の医師で完結することはありません。例えば、脳卒中の場合を考えます。急性期、慢性期、リハビリと段階があります。いくつかの医療施設、医師がその段階に応じて患者に当たります。

 

従来、横連携はそれほど密とはいえませんでした。それを改善して、医療提供を連続した効率的医療を目指すようにします。これが地域医療計画の目的であり、別名『地域完結型医療』または『地域連携医療』と呼ぶのです。

 

スポンサーリンク

 

繰り返します。日本の医療供給体制は、医療機関の間の連携、機能分化、標準化が欠落していました。個々の医者や病院での医療が主体だったのです。連携を強化するため、従来の大学病院が頂点となったピラミッド形の医療連携体制を取ります。

 

そして、水平型医療連携体制や機能分化を導入します。そうして、『患者の視点に立った切れ目のない医療提供』の実現を目指しています。

 

水平型連携・地域完結型医療へ

 

4疾患「脳卒中」「癌」「心疾患」「糖尿病」と5事業「救急医療」「へき地医療」「周産期医療」「小児医療」を対象にして、かかりつけ医を中心とした『水平型医療連携ネットワーク』を構築するのです。連携範囲は、従来の二次医療圏にこだわっていません。

 

連携範囲は、疾病ごとに設定することに決まりました。実施成果を測定する指標の数値目標には、入院日数短縮率、在宅看取り率、地域連携クリニカルパス普及率が導入されています。この中で最重要視されているのは、『地域連携クリニカルパス』です。これは何かというと、急性期病院から回復期病院を経て、早急に自宅に帰れる診療計画書です。

 

 

個人の診療に当たる医療機関が、あらかじめクリニカルパスを計画し、共有すれば、各々の役割分担はもっと明確になります。また、患者にも大きな安心を与えることになります。地域連携クリニカルパスは、一病院で患者を診るより、各々の得意分野を生かして連携しながら医療を行うことで、質が高い医療を提供できます。

 

現在、国内は次々と広がりを見せています。





このエントリーをはてなブックマークに追加  

ホーム サイトマップ