医療法とは何か?

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医療法は、日本の医療提供体制の根幹をなしています。内容は、病院、診療所、助産所の開設や管理に必要事項、施設の整備推進のための必要事項、国や地方自治体の責任、医療者の責任などを定めたものです。

 

医療法とは何か?

 

医療法の目的とは?

 

この法律の目的は、「医療を受けるものの利益と保護」、「良好かつ適切な医療を効率的に提供する体制確保」を主目的としています。それらの達成のために、以下をそれぞれ定めています。

 

  1. 医療に関する適切な選択を支援するための必要な事項
  2. 医療の安全を確保するために必要な事項
  3. 病院、診療所及び助産所の開設及び管理に関して必要な事項
  4. 医療提供施設相互間の機能分担のために必要な事項
  5. 医療提供施設相互間の業務の連携を推進するために必要な事項

 

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医療に関する選択の支援などについて

 

この法律では、「国および地方公共団体は、医療を受けるものが病院、診療所または助産所の選択に関して必要な情報を得られるように、必要な措置を講ずるよう努めなければならない」との定めがあります。イギリスなどでは患者は医療機関を自由に選べません。

 

しかし日本では、患者が医療機関を自由に選択することができます。「フリーアクセス」を堅持しているのです。これは、医療法によって守られているのです。

 

 

医療提供体制の確保について

 

この法律では、国及び地方公共団体は、「国民に良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制が確保されるよう努めなければならない」と規定されています。具体的なことでいいます。都道府県が各々の医療計画に基づいて、医師、歯科医師、薬剤師、看護師などを必要なだけ確保し、通常の医療のほか、救急医療・災害医療・へき地医療・周産期医療・小児医療・在宅医療が適切に実施されるようにするのです。

 

これと同時に、本法律では国並びに都道府県、保険所を設置する市および特別区に対して、「医療の安全に関する情報の提供、研修の実施、意識の啓発、その他医療の安全の確保に関し、必要な措置を講ずるよう努めなければならない」ということを求めています。以上、国民は安全で良質な医療を享受できるのです。

 

医療の担い手の責務

 

医療職である医師、歯科医師、薬剤師、看護師などは、患者に良質な医療の提供をし、適切な説明をし、必要に応じて、他の医療機関を紹介しなければなりません。また、医療機関同士は相互に機能を分担して、相互に連携を図らなければなりません。医療法には、そのことが明確化されています。





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