診療報酬の包括支払いとは?

診療報酬の包括支払いとは?

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従来は、診療行為に対して計算している「出来高払い方式」でした。「包括支払い(DPC)」というのは、入院患者の病名や治療内容で、厚労省が1日あたり定額を定めている『包括部分』と出来高分を組み合わせて計算する方式のことをいいます。

 

診療報酬の包括支払いとは?

 

診療報酬の決め方について

 

中央社会保険医療協議会(中医協)は、厚生労働大臣の諮問機関です。中医協が、実際診療報酬を決めています。既存の診療報酬体系をベースにして、物価所得変動を勘案して、常に見直しています。中医協メンバーの構成は、支払い側委員7名(保険者など)、診療側委員7名(医師・薬剤師など)、公益側委員6名(学識経験者)、専門委員10名の4者30名からなっています。

 

診療報酬の見直しは、2年に1回行われます。その際の作成される診療報酬改定表は、『中医協答申』といいます。厚生労働大臣は、これを受け取って改定を実施します。たとえ大臣であっても、中医協の答申無しには、診療報酬の改定はできません。

 

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出来高払いとは?

 

日本の診療報酬制度は、従来より『出来高払い方式』という請求支払い方式でした。医者が患者を診療します。検査、治療、投薬については、必要不可欠なものとしてひっくるめて請求するのがレセプト請求です。これが『出来高払い方式』です。

 

この方式は、医療機関には都合がいいものです。本当に必要なもの以外でも、プラスされているかどうかは判断できません。患者や保険側の負担が増えてしまう可能性も高いのです。そこで、この方式に変わり『包括払い』という請求支払い方式が出てきました。

 

包括払いとは?

 

包括支払い方式(DPC)というのは、実際の医療行為とは無関係に、特定の疾患には定額の報酬が支払われる仕組みです。欧米は既に普及しています。日本は2003年から「病院群別包括払い」という制度名を持って、特定機能病院の入院診療に導入されました。出来高払いでは、医師ごとに診療の中身は異なります。病院は、また利益主義に走ることもあります。

 

公平性を保つためにも、無駄遣いをなくす為にも他の方式を検討しなければなりません。そこで出てきた包括払い(定額制)では、病院、医師に関わらず医療が均質化され公平性が保たれるのです。患者にとっては、いいことです。医師にとっては、儲けが薄くなり反対意見が出ています。





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