特定疾患における公費負担医療制度とは?

特定疾患における公費負担医療制度とは?

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疾患にも、様々なものがあります。その特性に応じて、医療費が公費でまかなわれる場合もあります。患者のおかれている社会的な状況や、病気の特性などで、治療は公的な治療を必要とする場合は、「公費負担医療」という制度があります。

 

特定疾患における公費負担医療制度とは?

 

公費負担医療制度とは?

 

公費負担医療制度というのは、社会福祉や公衆衛生などの観点に立ち、国及び地方公共団体が、医療に関する給付(医療費の一部または全額)を行うものです。この制度は、目的別に5つに分類されます。各疾患は規定されているそれぞれの法律を適用されます。

 

  1. 「社会的弱者の救済」母子保健法(養育医療)、児童福祉法(育成医療・措置など)、生活保護法(医療扶助)、子供医療費助成など。
  2. 「障害者の福祉」身体障害者福祉法(更正医療)、重度心身障害者医療助成など。
  3. 「健康被害に関する補償」戦場者特別援護法、原爆援護法など。
  4. 「公衆衛生の向上」結核予防法、精神保健福祉法、感染予防医療法など。
  5. 「難病・慢性疾患の治療研究と助成」特定疾患治療研究事業、小児慢性特定疾患治療研究事業など。

 

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この医療の費用負担は、全額費用負担から一部負担、医療保険との併用など様々です。申請内容によっても異なりますし、都道府県別にも公費申請の内容が違います。制度が複雑なので、病院としては、この医療の相談を、医事課が対応してくれる場合もあります。

 

専門的な内容の場合は、社会保健福祉士が相談の業務を行っているケースもあります。

 

 

結核医療費について

 

公費負担医療で代表ともいえるものが、『結核医療費』です。これは、感染症法に基づいて実施されます。結核患者の診療費の95%は、保険者と公費が負担します。患者自己負担は、5%です。しかし、都道府県知事の判断で、強制的な入院などを行った場合は、基本的に自己負担はゼロになります。

 

最近の結核発症患者の傾向は、60歳以上が65%を占めます。この年代は、戦後間もなく感染を受けています。加齢による体力衰退などで、結核を発病している可能性があります。また、社会的経済弱者などは、健康的にも恵まれない環境にあります。彼らに結核の発症が目立つようになりました。





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